食べ物
バナナはなぜ曲がっている?太陽を追いかけた成長
バナナが曲がっているのは、下向きに実り始めたあと、光を求めて太陽の方へ伸びていった成長の跡です。
バナナといえば、あのゆるやかなカーブが特徴です。まっすぐなバナナはまず見かけません。この曲がりには、バナナが育つときの「ある事情」が関係しています。ヒントは、植物と光の関係にあります。
バナナは最初、下に向かって実る
バナナは木のように見えますが、実は大きな草の仲間です。花が咲いて実がつき始めるとき、バナナの房は最初、重力にしたがって下に向かってぶら下がるように育ち始めます。この時点では、まだカーブはついていません。
光の方へ伸びようとする
ところが植物には、光が当たる方向へ伸びようとする性質があります。バナナも例外ではありません。下向きに育ちながらも、実は上にある太陽の光を浴びようとして、成長の途中で上向きに反り返っていきます。この「下へ育ちつつ上を向く」動きが、あの独特のカーブを生むのです。
カーブは光を求めた証
つまりバナナの曲がりは、少しでも多く光を浴びようとした精一杯の工夫の結果です。まっすぐ下に伸びるより、太陽に向かって反ったほうが、たくさんの光を受け取れます。あのカーブは、太陽を追いかけたバナナの努力の跡なのです。
次にバナナを手に取ったら、そのカーブが光を求めて描かれた曲線だと思い出してみてください。少しおいしそうに見えてくるかもしれません。
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