自然
世界の屋根ヒマラヤが、かつて海の底だった証拠とは
青空へするどくそびえるヒマラヤ山脈は、世界の屋根とも呼ばれます。ところが、その高い岩場から貝の化石が見つかることがあるのです。海の生き物のなごりが、なぜ山の高い場所にあるのでしょうか。
世界の屋根
ヒマラヤ山脈は世界の屋根とも呼ばれ、青い空へ高くそびえています。連なる峰々はどれも険しく、地上とは思えないほどの高さに達しています。人を寄せつけない、雄大な山の世界が広がっています。
山の上の貝の化石
このヒマラヤの高い場所から、ときおり貝の化石が見つかることがあります。海にすむはずの貝が、なぜこれほど高い場所にあるのか。その答えは山の生い立ちに隠されているのです。
海底が押し上げられた
かつて海の底だった地面が、陸と陸の衝突によって高く押し上げられました。その動きで海にいた貝が山の上へ運ばれ、化石となって今に残ったのです。ヒマラヤは、昔の海のかけらを抱いています。
天にそびえるヒマラヤが、かつては海の底だった。貝の化石はその壮大な歴史を、今も静かに語り続けています。
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