科学
紙は何回まで半分に折れる?倍々の力のすごさ
ふつうの紙を半分に折れるのは、なんと7回くらいが限界です。折るたびに厚みが倍々に増えていくからです。
一枚の紙を半分に折る。もう一度半分に折る。これを何回くり返せると思いますか。「10回でも20回でもいけそう」と感じるかもしれませんが、実際にやってみると、たった数回で折れなくなります。その裏には、数の意外な力があります。
折るたびに厚みが倍になる
紙を半分に折ると、厚みは2枚分になります。もう一度折れば4枚分、さらに折れば8枚分。折るたびに、厚みは前の2倍になっていきます。1回で2枚、2回で4枚、3回で8枚。この「倍々」の増え方が、思いのほか速いのです。
10回で1000枚分の厚さ
この倍々を続けると、10回折れば、なんと1000枚分もの厚さになります。最初はうすい一枚だったのに、あっという間に分厚い束になってしまうのです。だから数回折っただけで、紙は厚く硬くなり、それ以上は折り曲げられなくなります。
これが倍々の力
同じものが倍、また倍と増えていくと、数はおどろくほど速く大きくなります。これは、うわさが広まる速さや、お金が利息で増える計算にも通じる考え方です。折り紙という身近な遊びの中に、この「倍々の力」の威力が隠れているのです。
手元に紙があったら、ぜひ何回折れるか試してみてください。7回の壁の手ごわさを、指先で実感できるはずです。
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