科学
1キログラムの基準はもう金属の重りではない
重さの基準である1キログラムは、長い間ひとつの金属の重りで決められていました。ところがその重りは、年月とともにごくわずかに変化してしまいます。そこで基準は、決して変わらない自然界の数値へと置きかえられました。
金属の重りという基準
かつて1キログラムは、金属でできた基準の重りで定められていました。世界中がこのひとつの重りを、重さのよりどころにしていたのです。
重りが変わるという弱点
問題はその重りが、年とともにごくわずかに変化してしまうことでした。基準そのものが動いてしまっては、正確な重さを保てません。
不変の数値へ
そこで今では、自然界に存在する変わらない数値をもとにキログラムが定められています。人工物に頼らない、より確かな基準になったのです。
身近な1キログラムの裏には、より正確な基準を求め続けた科学の歩みがあります。単位もまた、静かに進化しているのです。
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