生き物
サメには骨が1本もない?体のヒミツ
あの大きなサメの体には、硬い骨が1本もありません。全身が、しなやかな軟骨でできているのです。
海のハンターとして知られるサメ。あれだけ大きく力強い体をしているのだから、さぞ丈夫な骨を持っていると思いきや、実はサメには硬い骨が一つもありません。では、あの体は何で支えられているのでしょうか。
全身が軟骨でできている
サメの体を支えているのは、すべて「軟骨」です。軟骨は、私たちの耳や鼻の先にもある、少し弾力のあるやわらかい組織です。人間は硬い骨と軟骨を組み合わせて体を作っていますが、サメは全身をこの軟骨だけで組み立てているのです。
軽くてしなやかという利点
軟骨には大きな利点があります。硬い骨よりずっと軽く、しかもしなやかに曲がるのです。体が軽ければ、それだけ水の中で浮きやすく、動きやすくなります。しなやかさは、体をくねらせて泳ぐのにも都合がいいのです。
素早く泳ぐための体
この軽くしなやかな体こそ、サメが海の中を素早く泳ぎ回れる理由の一つです。重い骨を持たないぶん機敏に動け、獲物を追うのに適しています。硬い骨がないことは弱点ではなく、むしろ海のハンターとしての強さを支える工夫だったのです。
サメの強さの秘密は、丈夫な骨ではなく、骨を持たない身軽さにありました。海の生き物の体には、まだまだ意外な工夫が隠れています。
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