からだ

しゃっくりはなぜ出る?横隔膜のけいれんのしくみ

2026年 · 読了3分
しゃっくりはなぜ出る?横隔膜のけいれんのしくみ

しゃっくりの正体は、肺の下にある「横隔膜」という筋肉のけいれんです。

急に「ヒック」と始まり、自分の意思ではなかなか止められないしゃっくり。不思議な現象に思えますが、その正体は体の中のある筋肉の動きです。原因の場所は、肺のすぐ下にあります。

横隔膜は呼吸を助ける筋肉

肺の下には、横隔膜という薄い筋肉があります。ふだんは私たちが息を吸ったり吐いたりするのを、静かに助けています。呼吸のたびに上下しているのですが、あまりに自然な動きなので、その存在を意識することはほとんどありません。

けいれんが「ヒック」を生む

この横隔膜が、何かのきっかけで急にビクッと縮むことがあります。すると空気が勢いよく吸い込まれ、その瞬間に声帯がぱっと閉じます。空気の流れが急に止められて、あの「ヒック」という音が鳴るのです。しゃっくりは、体の中で起きている小さな反射の連続です。

早食いや緊張がきっかけになる

横隔膜のけいれんは、早食いや飲み込みすぎ、緊張、急な温度の変化などがきっかけになることがあります。心当たりのある場面で始まることが多いはずです。多くは自然におさまるので、心配しすぎる必要はありません。

何気ないしゃっくりも、体がきちんと反応している証です。次に始まったら、肺の下で薄い筋肉が動いている様子を思い浮かべてみてください。

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