生き物

タコは心臓が3つある?体の不思議

2026年 · 読了3分
タコは心臓が3つある?体の不思議

タコには心臓が3つあります。しかも血の色は赤ではなく、青色をしています。

ぐにゃぐにゃとした体に8本の足。タコは見た目からして不思議な生き物ですが、体の中はもっと驚きに満ちています。なんと心臓が、ひとつではなく3つもあるのです。

2つはエラ、1つは全身へ

タコの3つの心臓には、それぞれ役割があります。2つは「えら心臓」と呼ばれ、血液をえらに送って酸素を取り込みます。残る1つが「本心臓」で、酸素を受け取った血液を全身へ送り出します。分業することで、効率よく体に酸素を巡らせているのです。

血の色が青い理由

さらに驚くのは血の色です。人間の血が赤いのは、酸素を運ぶ成分に鉄が含まれているから。ところがタコの血は、酸素を運ぶ成分に銅が使われているため、青色をしています。10円玉が古くなると青緑にくすむのと同じ、銅の色です。

すべては海で生き抜くため

海の中は、陸に比べて酸素が取り込みにくい環境です。心臓を3つに増やし、銅を使って効率よく酸素を運ぶ。こうした工夫は、酸素の乏しい海で活発に動き回るためにタコが備えた仕組みだと考えられています。

ふだん食卓で見かけるタコも、体の中では青い血が3つの心臓で巡っています。次にタコを見たら、その海仕様の体を思い出してみてください。

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