季節行事のこと

お歳暮の熨斗(のし)で失敗しないために!選び方・貼り方を優しく解説

 

お歳暮とは、もともとの言葉は
年末や年の暮れのことを表す
「歳暮(せいぼ、さいぼ)」を意味しています。

昔、その年にお世話になった人たちに
年末のごあいさつとして
贈り物を持ってまわる習慣ができました。

このことを「歳暮まわり」というようになり、
その時に差し出す贈り物のことを
「お歳暮」というようになりました。

今はデパートやインターネットなどから
直接送ることも多くなりましたよね。

一般的にお歳暮を送る時期として、
12月上旬から20日頃まで、
遅くとも25日頃までには
相手に届くようにしましょう。

そして気になるのが「熨斗(のし)」
普段はさほど気にしてはいませんが、
どの部分のことを言っているかわかりますか?

「熨斗(のし)」はもともと「熨斗鮑(のしあわび)」
と言って、鮑の干物を熨した(伸ばした)もののことです。

鮑は長寿延命をもたらす食べ物とされていて、
昔から縁起物とされていました。

普段目にしている熨斗紙の
右上などについている小さな飾りが「熨斗飾り」で、
小さな飾りの中に包まれた黄色い紙の部分が「熨斗」になります。

意外と知らない人も多かったのではないでしょうか。

 

熨斗が付いているものを「熨斗紙」と呼び、
熨斗が付いていない水引きだけのものは「掛け紙」といいます。

お歳暮に魚介類のセットを送ることも多いかと思いますが、
熨斗は生ものの代わりなので
魚介類やお肉のお歳暮には基本的に熨斗は付けません。

お歳暮の熨斗(のし)、水引は蝶結びで大丈夫?意味から憶えよう!

熨斗紙は使われる水引きの色や形、
本数によってさまざまな意味合いがあります。

水引きの結び方は大きく分けて
「蝶結び」「結び切り」の二種類に分かれます。

 

蝶結びは何度結んでもほどけ、結びなおせますね。
ですので、何度あってもいいお祝いの時には
水引きは紅白の蝶結びにします。
(御祝、出産祝い、お中元、お歳暮など)

一方で、結び切りの水引きは、
ほどけて結びなおすことのないように堅結びになっています。

紅白の結び切りの水切りは
主に婚礼用に使われます。
何度もあっては困りますからね。

婚礼用の水引きの数は10本です。
また紅白の結び切りの水引きで
5本のものは快気祝いなどに使われます。

 

ちなみに、紅白の結び切りで熨斗が付いていないものは
二度と繰り返さないようにという意味で
お見舞いの時などに使用します。

包装紙の上か下か?お歳暮の熨斗(のし)や短冊はどこに貼る?

最近はデパートなどで
包装の簡易化が進められています。

そのため熨斗紙も
短冊の形をした略式のものも多くなりました。

デパートなどから直接配送される場合、
包装紙の上に熨斗を掛け、
汚れないように透明のビニールなどで包み、
そこに送り状が貼られてくる場合もあります。

お歳暮として短冊熨斗を使う場合は
商品の正面右上に貼るようにします。

貼るときは糊かテープ、
もしくは両面テープで上下をとめるようにしましょう。
そうするとはがれにくくなります。

個人や会社などから贈る場合、
熨斗紙または短冊熨斗は
包装紙を掛ける前に貼るのか、掛けた後に貼るのか
迷うことがありませんか?

これは「内熨斗(うちのし)」「外熨斗(そとのし)」
と呼ばれるものですね。
内熨斗というのは品物に熨斗を掛けてから包装紙でくるむ方法、
外熨斗というのは包装紙でくるんだ上に熨斗を掛ける方法です。

どちらにするかこれにはとくに決まりはありません。

内熨斗、外熨斗、どちらの熨斗にするかは
品物を宅配便などで配送する場合や
手渡しで渡す場合など、ケースバイケースです。

まとめ

熨斗や熨斗紙、掛け紙など、
知っているようで勘違いしていたところも
あったのではないでしょうか。

お歳暮やお中元、慶事などによく使われる熨斗。
水引きの結び方など間違って失敗することのないようにしたいですね。

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