宝くじの一等は、雷に打たれるより低い確率?
年末ジャンボ宝くじの1等が当たる確率は、2000万分の1です。これは宝くじ公式サイトが公表している発売枚数と当せん本数から、そのまま計算できる数字です。
アメリカ国立気象局によれば、1年のあいだに雷に打たれる確率はおよそ122万分の1。つまり1等は、雷に打たれるより16倍ほど起こりにくい出来事だといえます。
1等は2000万枚に1本
2025年の年末ジャンボは、2000万枚をひとまとまり(1ユニット)として23ユニット、合計4億6000万枚が発売されました。1等7億円は23本です。
1ユニットにちょうど1本という設計になっています。だから1枚だけ買ったときに1等を引く確率は2000万分の1。
百分率に直すと0.000005パーセントです。1等の前後賞1億5000万円が46本あり、連番で当たれば合計10億円になります。
雷と比べるとどうなるか
アメリカ国立気象局は2009年から2018年の統計をもとに、1年間に雷に打たれる確率を122万2000分の1としています。宝くじの1等は、雷に打たれるより約16倍まれという計算です。
ただしこの数字はアメリカの人口と気候にもとづくもので、日本にそのまま当てはまるわけではありません。
10枚買えば1枚は必ず当たる
確率が低いのは1等だけです。7等300円は4600万本あり、全体の4億6000万枚に対してちょうど10枚に1本の割合になります。
宝くじの買い方には連番とバラがありますが、どちらも10枚ひと組には下1桁の0から9がすべて含まれます。だから10枚買えば、7等の300円が必ず1枚は当たります。
連番は組と番号の上5桁が同じで下1桁だけが0から9まで並ぶ買い方、バラは下1桁だけがそろい番号は連続しない買い方です。1等と前後賞をまとめて取れるのは連番のほうです。
300円のうち、いくら戻るのか
宝くじ公式サイトによると、2024年度の売上7598億円のうち、当せん金として支払われたのは46.5パーセントでした。残りは発売元へ渡る収益金が36.2パーセント、印刷や売りさばきの経費が16.0パーセント、社会貢献広報費が1.3パーセントです。
300円のくじ1枚あたり、平均して140円ほどが当せん金として戻る計算になります。収益金は全国の都道府県と20の指定都市に納められ、防災対策や公園整備、教育や社会福祉の施設づくりに使われています。
確率を上げる方法はあるか
買う枚数を増やす以外にありません。当たりの本数も全体の枚数も抽せんの前から決まっているので、売り場や購入日を変えても1枚あたりの確率は動かないからです。
10枚買えば200万分の1、100枚買えば20万分の1です。雷に打たれる122万分の1に並ぶには17枚、金額にして5100円分が必要という計算になります。
2000万分の1という数字を知ったうえで、それでも買うかどうか。当てにいく投資と考えると分が悪すぎますが、抽せん日までの数週間を300円で買うものだと考えれば、付き合い方は決めやすくなります。
参考にした資料